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2021 ARCHIVE
東京造形大学近藤ゼミ展
「意思的鸟或时间的光 / 意思の鳥あるいは時間の光」

2-dimensional works
東京造形大学近藤ゼミ展によせて

私のゼミは基本的にドローイングゼミだ。ドローイングを本作絵画作品の下絵や習作ではなく、画家として作品に向かう思考の発生、萌芽をドローイングという自由度の高い表現として悩み模索しながらも少しずつ成長させるためのいわば揺籃つまり揺り籠のような位置付けとして考え出すところから始めている。
今回のゼミ展ではそのドローイングだけではなく本作の絵画作品も同時に展示することとした。
展覧会タイトルは学生たちの話し合いで「意思の鳥あるいは時間の光/意思的鸟或时间的光」と決まった。ゼミでは学生が持ち回りで提案したテーマに沿ってドローイング作品を制作して来たが、それらのテーマのいくつかを組み合わせてタイトルにしたらしい。また中国語併記としたのはゼミ生の1人ともう1人ゲスト参加している学生が中国からの留学生なので併記することにしたようだが良い判断だと思う。

東京造形大学絵画専攻教授 近藤昌美


○参加学生:
遠藤望恵 / Moet Endoh、亀谷留那 / Runa Kameya、佐々木了誉 / Akitaka Sasaki、
坂本美果 / Mika Sakamoto、Wendi、楊 力為 / ヨウ リキイ

11月23日(火)–12月5日(日)  11:00–18:00[最終日16:00まで]
休廊日:水曜日

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