
SCHEDULE & ARCHIVE (年間スケジュール・記録)

Plaza Gallery –2023–
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Related Exhibition of TAM
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○展示作家:由良環、船木菜穂子、小平雅尋
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東京アートミュージアム展覧会
近藤昌美個展「滝と花と犬」関連展示 「近藤昌美小作品展」
近藤昌美個展「滝と花と犬」関連展示 「近藤昌美小作品展」
Related Exhibition of TAM

東京造形大学 近藤昌美 担当学部生有志展
「りんごの木」
「りんごの木」
Tokyo Zokei University, Masami Kondo, undergraduate student volunteer exhibition "Apple Tree"
本展は近藤昌美ゼミナールと近藤昌美卒業制作担当の学生による有志のグループ展です。
8名の小作品とドローイングを中心に展示します。
8名は東京造形大学の学部4年生で、大学生としての活動が終わりに近い時期になってきました。どんな形であろうと社会にでなければならない立場の人間が多く、こうした企画を学生として行う機会は残り少なくなってきています。
それぞれの今とこれからへの思いを込めて本展を「りんごの木」と名付けました。
○展示作家:
イ・ガヨン、イ ジュヒョン、伊藤主水、唐沢茉理絵、近谷侑真、白井祥太郎、野口翔伍、三木彰太
TOKYO ART MUSEUM –2023–
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掛井 五郎 展「哀歌」
《哀歌》 巻物 2008年
掛井五郎 哀歌
神の前で 神と共に 神なしで生きる (神学者ボンへッファーの言葉)
掛井五郎(1930-2021)は、1950年代から晩年にいたるまで、日本の彫刻界の第一線で活躍を続けてきました。その作品はブロンズによる人間像を中心としたものですが、大胆なデフォルメが加えられた独特なもので、一見しただけで掛井の作品だとわかる個性を備えています。それらは、ときにユーモラスでありながらも、見る者に「人間とはなにか」を問いかけるものとなっています。
本展は2008年に制作された三つの画巻《哀歌》《ヨハネ黙示録》《ノアの箱舟》を中心とした構成となります。いずれも20メートルを超える長大なサイズですが、感情のほとばしりに任せるように一気呵成に描き上げられています。掛井の彫刻作品にもよく登場するような、大胆なデフォルメによる人間の姿と、その間に書き記される言葉(物語)とが一体となって、見る者の胸に迫ってくるものとなっています。
これらの主題は、いずれも、キリスト教に由来するものですが、これらの作品の意味はそこに限定されるものではありません。彫刻作品についても、とくに初期には、キリスト教に由来するタイトルをもつものも多くつくられてきましたが、作者の主眼は、それを通じて、人間という存在の本質を問うことにあるように思われます。その意味では、ロダンの受容に端を発して、日本近代彫刻史のなかで形成されてきた「ヒューマニズムの系譜」に連なるものといえます。
三つの画巻は、長大であることから、これまでは部分的に展示されたことしかありませんでした。本展では《哀歌》の28メートル近い画面のすべてを展示します。また、《ヨハネ黙示録》と《ノアの箱舟》を部分的に展示するほか、同時期のデッサンや彫刻小品なども紹介します。
藤井 匡 / 美術評論家、東京造形大学教授
○会期:2023年1月14日(土) – 3月26日(日)
○開館時間:11:00 – 18:30 (入館18:00まで)
○開館日:木・金・土・日曜日
○入場料:一般 500円 / 大学・高校生 400円 / 小中学生 300円
○会場:東京アートミュージアム
○主催:東京アートミュージアム
○企画:一般財団法人プラザ財団
○協力:一般財団法人掛井五郎財団

フィルムフォトのアクチュアリティー
The Actuality of Film Photography
由良環(左上)、船木菜穂子(左下)、小平雅尋(右)
○展示作家:由良環、船木菜穂子、小平雅尋
誰しもが映像を撮影し、即時に世界に発信できる現代において、フィルムフォトの作品はどのようなアクチュアリティー(現実性)があるのでしょう。本展はフィルムカメラを用いたストレートフォトグラフィーの作品と、写真家同士の対話を通じて、その重要性や可能性を探ります。三人の写真家はキャリアの始まりからフィルムカメラを使い続けていますが、それが作品の内容と深く結びついているだけでなく、時代の変化とともにフィルムで撮ることに対してより自覚的になっているようです。作家たちは対話の中で、「シャッターを押したことは、種を撒いたに過ぎない」(由良)、「撮った時の感触が良かったら、見るまでずっといい気分。」(船木)、「自分が思い描くものとは別の答えが導かれる。」(小平)と述べています。これらは作品の中てどのように活かされているのでしょうか。本展は写真というメディアの在り方について、改めて考える機会となることでしょう。
○会期:2023年4月1日(土) – 6月25日(日)
○開館時間:11:00 – 18:30 (入館18:00まで)
※ 5/13(土)はトークイベント開催のため15:30まで
○開館日:木・金・土・日曜日
○入場料:一般 500円 / 大学・高校生 400円 / 小中学生 300円
○会場:東京アートミュージアム
○主催:東京アートミュージアム
○企画:一般財団法人プラザ財団
○展示企画:小平雅尋
◉出品作家三人によるトークイベント
日時:2023年5月13日(土)16:00〜17:30
会場:ミュージアム館内(イベント開催時間は一般の入場をお断りいたします)
要予約:film.photo.tam@gmail.com
定員:30名
参加費:入場料のみ

仙台アート・ジェオ・コンストゥルイ研究会 - 東京展
佐藤達 / Satoru Sato(左上)
Pierre Mavropoulos(左下)、Daniel de Spirt(右)
Pierre Mavropoulos(左下)、Daniel de Spirt(右)
○展示作家:
安部朝美、上原啓五、及川陽子、大平啓太、男澤亨、黒田清志、小松達雄、佐藤朱理、清水まち子、関本欣哉、関本陽子、高野志津、高山圭子、高山聖子、竹村廣子、村上裕之、三上秀夫、中里広太、京増見和子、村上美緒
○招待作家:
秋山良一、市川和英、市野泰通、北川順一郎、越野成朗、中川猛、沼田直英、前田一澄、吉本直貴、Joël Besse, Gael Bourmaud, Asdrubal Colmenarez, Gerhard Formel, Gerhard Hotter, Daniel de Spirt., Pierre Mavropoulos, India Serena, Satoru Sato
絵画の歴史は20世紀に入るとこれまでの具象絵画中心の世界から新しく抽象絵画が生まれ、それは同時に抽象表現的絵画と幾何学構成的絵画の誕生に成りました。北ヨーロッパから誕生した幾何学構成アートの流れはヨーロッパから更に世界へと広がり、地域を超え時代を超えて幾何学構成アートの精神が今日迄継続されて居ます。
幾何学構成絵画の流れを汲むパリを中心とした世界の作家達の作品のみを多数コレクションして居る日本唯一の Satoru Sato Art Museum では一般市民に幾何学構成アートの理解と普及をと2008年より佐藤達氏を講師に招き開催していた一つに、大人の幾何学絵画教室が在ります。
その大人の幾何学絵画教室に参加した仙台の美術愛好家の方が中心に成り、仙台でも開催しようと2012年仙台で始まったのが仙台アート・ジェオ・コンストウルイ研究会。
仙台での開催は 昨年記念すべき10回目を迎えました。(2020年はコロナ禍で中止)当会に参加する方々は、美術愛好家と作家の方々の交流の場でも在ります。参加者は仙台市内だけではなく関東地区やヨーロッパの作家達も参加して居る交流の場。見る方々にとっても楽しい展覧会に成る事と思います。
事務局・佐藤朱理
○会期:2023年7月1日(土) – 9月24日(日)
○開館時間:11:00 – 18:30 (入館18:00まで)
○休館日:月・火・水曜日、夏期休館 8月12日(土) – 16日(水)
○入場料:一般 500円 / 大学・高校生 400円 / 小中学生 300円
○会場:東京アートミュージアム
○主催:東京アートミュージアム、仙台アート・ジェオ・コンストゥルイ研究会
○企画:一般財団法人プラザ財団(菊池)
○助成:公益財団法人朝日新聞文化財団

近藤昌美個展「滝と花と犬」
花びんと花/Vase & flower
「滝と花と犬」
ふと思いついた3つの単語を巡って絵を描いてみる。何の脈絡も繋がりもない3つ。滝と花は風景の組み合わせとして凡庸だ。犬が付け足されることによっても大きな意味は発生しない。
絵画の対象の意味と無意味。絵画は何によって立ち上がってくるのか?延々と描いて来ても毎日同じ疑問を反芻するだけ。
今回の個展ではペインティング、ドローイングともに全新作で展開します。
併設のプラザギャラリーでは旧作の小作品を中心に展示する予定です。
皆さまのご高覧をお待ちしております。
近藤昌美
○会期:2023年10月7日(土) – 12月24日(日)
○開館時間:11:00 – 18:30 (入館18:00まで)
○休館日:月・火・水曜日
○入場料:一般 500円 / 大学・高校生 400円 / 小中学生 300円
○会場:東京アートミュージアム
○主催:東京アートミュージアム、仙台アート・ジェオ・コンストゥルイ研究会
○企画:一般財団法人プラザ財団
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