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WHAT'S NEW  (更新情報)
Plaza Gallery  遠藤 研二 展  の写真を追加しました。(2022年11月6日)
TOKYO ART MUSEUM  2023年1月14日(土) – 3月26日(日)の展覧会として、掛井 五郎 展「哀歌」  のスケジュールを追加しました。(2022年11月4日)
Plaza Gallery  関口茂る展 「fragment」  の写真を追加しました。(2022年9月17日)
CURRENT  (現在会期中・今週からの展覧会)
ENDO Kenji

作家からのコメント:

個展としての発表形態は8年ぶりとなります。
遠藤の考える世界観の新たな展開をお楽しみください。

11月5日(土) – 12月25日(日)  11:00 – 18:00
休廊日:月・火・水曜日

版画の〈うつす〉

(上段)堀浩哉、舟越桂、彦坂尚嘉
(下段)若林奮、辰野登恵子

うつす。漢字では「写す」「映す」「移す」などと表記して、各々で意味が異なります。「写す」は「文書・絵などを元のとおりに書き取る」、「映す」は「反射や投影などによって物の形や姿を他の物の表面に現す」、「移す」は「位置や地位を変える」といった意味で用いられます。しかし、言葉を使おうとすると、どの漢字をあてるべきか迷うことが多々あります。実際には、これらは明確に切り分けられないところがあるのです。それは〈うつすもの〉と〈うつされるもの〉の関係が、微妙なニュアンスの違いをもちながら、多様に絡まりあっているからだと思われます。
美術作品の場合、抽象的であれ具象的であれ、観念的であれ実在的であれ、定着されたあるイメージ(像)が視覚的に伝えられることになります。このイメージを生み出し、定着させる方法はアーティストごとにさまざまであり、それが美術表現の豊かな広がりをつくりだします。〈うつす〉の多様性はこの豊かさに導かれるものと言えます。特に版画技法を用いる表現では、〈うつす〉の多様性はさらなる展開を見せることになります。技法のもたらす制約や版元(プリンター)との関係が表されるイメージにフィードバックされるからです。
本展に出品される五人のアーティストは、いずれも、絵画や彫刻などを手がけてきた作家であり、版画を中心に制作を行ってきたわけではありません。だからこそ、ここでの〈うつす〉の意味はより重層的になります。1枚の版画のなかに見られる〈うつす〉の多様な意味を考えることから、「版画を見ること」と「版画を通して(何かを)見ること」の面白さを発見していただければと思います。

藤井匡/美術評論家、東京造形大学教授



○展示作家:
  若林奮    WAKABAYASHI Isamu (1936 - 2003)
  彦坂尚嘉    HIKOSAKA Naoyoshi (1946 - )
  堀浩哉    HORI Kosai (1947 - )
  辰野登恵子    TATSUNO Toeko (1950 - 2014)
  舟越桂    FUNAKOSHI Katsura (1951 - )

○会期:2022年7月9日(土) – 12月25日(日)
○開館時間:11:00–18:30 (入館18:00まで)
○休館日:月・火・水曜日、夏期休館 8月12日(金) - 14日(日)
○入場料:一般 500円 / 大学・高校生 400円 / 小中学生 300円
○会場:東京アートミュージアム

○主催:東京アートミュージアム
○企画:一般財団法人プラザ財団

2022年7月9日(土) – 12月25日(日)
休館日:月・火・水曜日、夏期休館 8月12日(金) - 14日(日)
UPCOMING  (次回の予定)
掛井 五郎 展「哀歌」

《哀歌》 巻物 2008年

掛井五郎 哀歌

神の前で 神と共に 神なしで生きる (神学者ボンへッファーの言葉)

掛井五郎(1930-2021)は、1950年代から晩年にいたるまで、日本の彫刻界の第一線で活躍を続けてきました。その作品はブロンズによる人間像を中心としたものですが、大胆なデフォルメが加えられた独特なもので、一見しただけで掛井の作品だとわかる個性を備えています。それらは、ときにユーモラスでありながらも、見る者に「人間とはなにか」を問いかけるものとなっています。
本展は2008年に制作された三つの画巻《哀歌》《ヨハネ黙示録》《ノアの箱舟》を中心とした構成となります。いずれも20メートルを超える長大なサイズですが、感情のほとばしりに任せるように一気呵成に描き上げられています。掛井の彫刻作品にもよく登場するような、大胆なデフォルメによる人間の姿と、その間に書き記される言葉(物語)とが一体となって、見る者の胸に迫ってくるものとなっています。
これらの主題は、いずれも、キリスト教に由来するものですが、これらの作品の意味はそこに限定されるものではありません。彫刻作品についても、とくに初期には、キリスト教に由来するタイトルをもつものも多くつくられてきましたが、作者の主眼は、それを通じて、人間という存在の本質を問うことにあるように思われます。その意味では、ロダンの受容に端を発して、日本近代彫刻史のなかで形成されてきた「ヒューマニズムの系譜」に連なるものといえます。
三つの画巻は、長大であることから、これまでは部分的に展示されたことしかありませんでした。本展では《哀歌》の28メートル近い画面のすべてを展示します。また、《ヨハネ黙示録》と《ノアの箱舟》を部分的に展示するほか、同時期のデッサンや彫刻小品なども紹介します。

藤井 匡 / 美術評論家、東京造形大学教授



○会期:2023年1月14日(土) – 3月26日(日)
○開館時間:11:00–18:30 (入館18:00まで)
○開館日:木・金・土・日曜日
○入場料:一般 500円 / 大学・高校生 400円 / 小中学生 300円
○会場:東京アートミュージアム

○主催:東京アートミュージアム
○企画:一般財団法人プラザ財団
○協力:一般財団法人掛井五郎財団

2023年1月14日(土) – 3月26日(日)
開館日:木・金・土・日曜日
● 年間スケジュール・記録は、SCHEDULE & ARCHIVE をご覧下さい。
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● 更に詳しい情報は、専用サイト ( http://www.tokyoartmuseum.com ) をご覧下さい。
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