SCHEDULE & ARCHIVE (年間スケジュール・記録)
Plaza Gallery –2026–
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TANAKA Kiyotaka
「光」を用いた作品を作り続けています。
今回の作品群は、過去のいくつかの時代に作成したものに少し手を加えて展開、展示します。
「光」のそのままの面白さを楽しんでいただければと思います。
IHARA Koro
dyeing red #6
2025
2025
私は、生きものの痕跡や副産物を素材に、伝統技法を掛け合わせた彫刻を制作している。動物の糞を漆で固め、身体を象るように排泄元へと戻した作品や、鳥の巣を“うつわ”として見立てる作品、ミミズの糞塚を焼成し、自然が生み出した造形をそのまま作品化するなど、生きものの営みを彫刻として見つめ直す試みを行ってきた。近年はシアノバクテリアであるイシクラゲと楮を混ぜた“光合成する紙”を用い、環境によって呼吸し、変化する作品の制作と研究を続けている。生命を尊重し、負荷をかけずに共に生きる表現を探るなかで、今回の展覧会では、作品を通して空間そのものが呼吸し、自然の流れが可視化されるような展示を試みたい。作品が生まれる瞬間のブレイクスルーが呼吸を通して立ち上がり、空間全体がひとつの生命体のように息づき、時間とともに変化していく姿を提示したい。
EMORI Wakako, OMORI Makiko, contoru, SHIBATA Ai, TANAKA Kiyotaka, HABASAKI Chika, MIZUTA Yuki
「 Next Passion 」
衛守和佳子・大森牧子・コントオル・しばたあい・田中清隆・巾崎知佳・水田有紀
様々な素材、発想から生まれる作品達の共演
横浜金沢区にて田中清隆がプロデュース担当して展開している「会社まるごとギャラリー」の過去の参加アーティスト数名を募っての「プラザ・ギャラリー(Plaza Gallery)」との共同企画展。
*「会社まるごとギャラリー」は、
Artist Network + Compass (アーティストネットワーク+コンパス)
=「AN + C」の主催・企画で開催しているイベントです。
https://www.anc3434.com
http://www.facebook.com/ANC3434 FBページ
OKUMURA Hiroyuki, SASAI Yuko
Kumamoto Earthquake Charity Exhibition
7月28日、熊本県を中心とする大地震が発生しました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
プラザギャラリーでは8月20日より「常設展」を予定しておりましたが、被災地支援として「チャリティー展」へ内容を変更して開催することといたしました。売上金は全額支援金にいたします。
どなたでもご覧いただけますので、お気軽にお立ち寄りください。
出展内容:絵画、彫刻、アクセサリー、陶芸作品、ガラス作品、T-シャツ、海外雑貨、等
2026年7月30日
プラザ・ギャラリー代表 伊藤容子
TOKYO ART MUSEUM –2026–
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奥村浩之・笹井祐子 展
「風と遊ぶところ – con aire mexicano」
「風と遊ぶところ – con aire mexicano」
(左)奥村浩之「空間移動」
(右)笹井祐子「Cempasúchil」
(右)笹井祐子「Cempasúchil」
○出展作家:奥村浩之・笹井祐子
東京アートミュージアムでは、これまで数多くの企画展を手がけてきた創立者の伊藤容子の感性とひらめきのもと、「メキシコ」の風土と文化に触発され制作・発表を重ねてきた奥村浩之・笹井祐子による二人展を開催いたします。
本展は、メキシコの地を体感してきた経験を基に「風」をテーマとして構成される展覧会です。目に見えぬ存在である<風>は、石と紙という対照的な素材の緊張感のなかで、可視化へと導く契機となります。
奥村浩之は石を素材に、物質の内奥に潜む静寂から「動」へと展開します。一方、笹井祐子は紙を用い、揺らぎや痕跡を内包させながら「動」から「静」を導きます。ミュージアムの空間において交錯する両者の作品は、いかに響き合い、あるいは共鳴するのでしょうか。
そして、鑑賞者は、このとき単なる鑑賞者にとどまるのでなく、「風」のように空間を往還する主体となり得るでしょう。
本展が、「薫風自南来(くんぷうじなんらい)」の語が示すように、爽やかで心地よい<作><風>をこの空間に立ち上げ、鑑賞者の心の深奥へと静かに吹きわたることを願っています。
奥村浩之 ― 石との対話
メキシコ古代文明(オルメカ・マヤ・アステカ)の古代遺跡や巨石遺跡などに出会い、強烈な刺激を受けました。
そのことをきっかけにメキシコに渡ってもう37年、幼少から親しんだ石と対話しながら制作を続けています。
ゆったりと流れる「メキシコの時間」と歩を合わせながらも、日本から見て地球の反対側にあるメキシコ文化に誘いかけられ、石の呼びかけを造形しています。
本展では、密度ある重量感を持つ、堅固で寡黙、静的素材である石から、いかなる「石の声」を聴き取り、どのような生命感を吹き込ませるのでしょうか。
笹井祐子 ― 光と紙のレイヤー
メキシコの強い太陽がもたらす豊かな色彩と陰影、そして多様な文化に触発され、日本の風土との対照のなかで制作を続けてきました。そして、「頭で考え、五感で感じる」のではなく、「身体で考え、心で感じる」こと。
花や葉の匂い、鳥や風、空の響きとの出会いを重ねながら、心身をひらく体験をかたちにしてきました。そうした出会いの記憶は、感性であり、方法として、制作の根底に息づいています。
本展では、メキシコ原産のイチジク科樹皮から作られるアマテ紙や、日本の楮による和紙など、軽やかな紙の素材を用い、「動」から「静」へと向かう表現を展開します。
○会期:2026年5月2日(土) – 7月26日(日)
○開館時間:11:00 – 18:30 (入館18:00まで)
○開館日:木・金・土・日曜日
○休館日:月・火・水曜日
○入場料:一般 500円 / 大学・高校生 400円 / 小中学生 300円
○会場:東京アートミュージアム
○主催:東京アートミュージアム
○企画:一般財団法人プラザ財団
○後援:在日メキシコ大使館
○協力:藤井匡、塚田美紀、荒井良二、辻耕、Editorial Casa de Cuba
○同時開催:プラザギャラリー
○関連企画
●オープニングセレモニー 5月2日(土) 16:00-18:30 Plaza Gallery
●ギャラリートーク(場所:会場内 参加費:入場料のみ)
・5月2日(土) 15:00~16:00
藤井匡(東京造形大学 教授)X奥村浩之「彫刻談義~奥村浩之の石彫を中心に」
・5月3日(日) 16:00~17:00
奥村浩之X笹井祐子「メキシコに暮らし、メキシコで制作すること」
・5月8日(金) 16:00~17:00
奥村浩之「メキシコでの日々あれこれ」
・5月9日(土) 16:00~17:00
塚田美紀(世田谷美術館 学芸員)X笹井祐子「メキシコと日本人美術家たち~北川民次を中心に」
・5月10日(日) 16:00~17:00
奥村浩之「なぜ石なのか:野田墓地(金沢)―メキシコ―奥能登―メキシコ」

SATORU SATO 展
― 静かさ/四角い波紋 ―
― 静かさ/四角い波紋 ―
「正方形に捧げる」2017年
麻キャンにアクリル絵の具、90X 63.7cm
麻キャンにアクリル絵の具、90X 63.7cm
○出展作家:SATORU SATO/佐藤達
SATORU SATO 展 ― 静かさ/四角い波紋 ―
早見堯
SATORU SATOは、住まいやアトリエのあるパリと、サトル・サトウ・アート・ミュージアムのある宮城県登米市という二つの焦点を拠点にして、振幅のある多数の楕円を描くように、世界各地で、絵画と立体、 野外彫刻や環境造形などを幅広く展開している。
一九七二年、パリでサロン・レアリテ・ヌーベルに出品したのがアーティストとしてのデビューだ。レアリテ・ヌーベルは、第二次世界大戦前のモンドリアンやカジミール・マレヴィッチなど、物質的世界を超えた精神性を追求した幾何学構成絵画を継承して発展させている団体展である。
わたしは一九七〇年代の後半にパリのギャラリーの個展会場で見たのがSATORU SATO の作品に接した最初だった。垂直の数色の色帯と白と黒の広い色面による幾何学構成絵画。フランスのある評論家は「垂直主義」と命名した。
SATORU はこうした「垂直主義」を契機にして自分の造形の核心に確信をもったに違いない。垂直性に加えてそれに対抗する水平性、そして、さらに、それらが組み合わされた正方形などの基本形と、狭い色帯や白と黒などの広い色面による作品を展開することになった。
SATORU の絵画や立体、彫刻や環境造形などは、緊張と緩和、静謐と響きなどが垂直性と水平性に呼応しながら画面のフレームに向かって波紋を広げていって矩形の画面型をつくりだしているかのように感じられる。
ハード・エッジな色帯や色面なのに、かたい幾何学的な骨組みを感じさせることはない。むしろ逆だ。日本の伝統文化である茶道の基本に「和敬清寂」があるのはよく知られている。人と人との暗黙の気持ちの通いあいである「和敬」と分け隔てのない交流をつくりだす「清寂」。幾何学的な合理性による精神性の追求に、こうした「和敬清寂」による心の融和と浄化の作用を融合させているのだ。
作品を前にすると、心がとぎ澄まされると同時に、癒される。作品の場に立つと、脈動している空気と光に包まれ、自然と共生している自分を確認することができる。宇宙のリズムに同調している感じだろうか。日本でもSATORU SATOの作品とその味わいは理解されるようになってきてはいるが、広く深く経験されていないかもしれない。
東京アートミュージアムの個展では、安藤忠雄設計建築のハードエッジで合理的でありながら空間の息づく呼吸感と、作品がもたらす精神的な表現や心の融和・浄化作用とが照応して、そこに立つわたしたちのなかに波紋となって広がり浸透するだろう。
○会期:2026年10月3日(土) – 12月13日(日)
○開館時間:11:00 – 18:30 (入館18:00まで)
○開館日:木・金・土・日曜日
○休館日:月・火・水曜日
○入場料:一般 500円 / 大学・高校生 400円 / 小中学生 300円
○会場:東京アートミュージアム
○主催:東京アートミュージアム
○後援:Satoru Sato Art Museum
○助成:朝日新聞文化財団、一般財団法人プラザ財団
※同期間、プラザギャラリーで関連展示を開催
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